2024.09.05

お知らせ

三菱地所が所有する都内オフィスビルにて小型ドローンの技術検証を開始 東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」に2年連続で採択

株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭、以下「当社」)は、CIC Instituteが促進事業者として運営する「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」において、当社が開発した超狭小空間点検ドローン「IBIS2(アイビスツー)」と3Dデータを活用した設計・施工DX技術が採択され、三菱地所株式会社が所有する都内大型オフィスビルにて技術検証を開始します。都民の生活を豊かにする技術やサービスを提供することを目的とした本プロジェクトを通じて、当社のミッションである「誰もが安全な社会をつくる」ことの実現に向けて邁進していきます。

(左から)三菱地所 イノベーション施設運営部 山本裕典氏、Liberaware 成長戦略部 部長 全貴成、
三菱地所 イノベーション施設運営部 畔上泰彦氏

■採択概要

当社は都内の大型オフィスビルの大規模改修において、当社が開発した超狭小空間点検ドローン「IBIS2」を活用し、高天井内の現状把握や3Dデータ化を通じて、設計・施工の効率化を進めています。本プロジェクトは、当該ドローンを活用した技術やサービスを実装し、改修前の施設における調査期間の短縮やコスト削減を実現することを目指しています。

■実施内容
本プロジェクトでは、三菱地所株式会社が所有する都内大型オフィスビルの高天井内の現状を把握し、3Dデータを取得することで、図面データとの重ね合わせを行い、緩衝部分の把握や設計図の作成に活用可能かを検証いたします。これにより、従来の方法に比べて調査期間の短縮や低コスト化、施工の効率化と安全性の確保が期待されています。昨年も同プロジェクトに採択されており、前回の実証実験で得られた成果を基に、大規模改修において技術検証開始されました。

■今後の展開
今後は三菱地所が保有する他の物件のリニューアル工事にもこの技術を展開することを目指しています。この取り組みを通じて、より多くの都市インフラ改修プロジェクトにおいて、効率的で精度の高い施工を支援し続けてまいります。

本件は当社の成長戦略に沿った自治体との連携強化の一環として位置づけており、今後も各自治体と更なる連携を進めてまいります。なお、本件による当社業績への影響は軽微です。

CIC Institute東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smar Tokyo」について
「Be Smart Tokyo」とは、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」の実現を目指すプロジェクトです。CIC Instituteは、「スマート東京」の実現に向け、最先端の技術やサービスを保有する「スタートアップ等」と実装先となるオフィスや商業施設を保有する「実装パートナー」が協業可能な体制を構築し、技術やサービスの実装を促進します。3か年度に渡るプロジェクトを通して、サービスの実装を担う「スタートアップ等」に対し、技術面、資金面及びネットワーク面での多角的支援を行うことで、東京都内における実装事例を創出することを目的としています。

概要・最新の採択プロジェクトについてはこちら:https://jp.cic.com/besmarttokyo/

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