2025.03.18

お知らせ

今津駐屯地でのIBIS2公開研修会を開催 〜訓練場にて、陸上自衛隊員による実践飛行を実施〜

 株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭、以下「当社」)は、3月11日(火)に今津駐屯地(滋賀県高島市)にて、陸上自衛隊員に向けた研修会を実施いたしました。本研修では、当社の小型ドローン「IBIS2(アイビスツー)」の機能説明や、能登半島地震での活用事例、災害訓練への応用についてのプレゼンテーションのほか、訓練場にて操縦体験会を行い、大規模災害に備えて、連携を強化しました。

操縦体験会の様子

■本研修実施の背景
 本研修は、先日実施された「南海レスキュー訓練」において、自衛隊関係者から当社の小型ドローン「IBIS2」に対する関心を寄せていただいたことを契機に実施されることとなりました。
 「南海レスキュー訓練」の中で当社の「IBIS2」は、倒壊建物内の偵察や要救助者の捜索に活用できる可能性が高いと、大隊長が評価されました。しかし、災害発生から72時間以内に救助活動を実施するためには、ドローンの運用体制を確立し、各機関が機体の特性や活用方法を理解しておくことが重要です。
 また、当社の「IBIS2」は能登半島地震の被災地でも活用され、倒壊した家屋や火力発電所の内部調査に貢献しました。その経験からも、災害発生時に自衛隊や消防、警察などの各機関とのスムーズな連携が不可欠であり、事前の研修や訓練が重要と考えていました。

■本研修の概要
 本研修は、2025年3月11日(火)に今津駐屯地(滋賀県高島市)にて、小型ドローン「IBIS2」の公開研修および操縦体験会を以下の内容にて実施しました。
 ▼研修内容

  • IBIS2の特徴や機能に関する説明および能登半島地震での活動報告
  • 陸上自衛隊員が訓練場で「IBIS2」を操縦体験
  • 実現場に即した環境での飛行操作を通じたドローンの有用性確認

研修に参加した陸上自衛隊員のコメント
 「自衛隊として災害時使用している災害用ドローンを保有・訓練しているが、リベラウェア社の「IBIS2」は屋内での使用が可能である唯一無二の機体性能であり、偵察用や災害救助での活用することができるものだと思いました。今後災害が起きた際はJUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)との連携を踏まえて「IBIS2」が活用される可能性が高いと思われるので、連携を強化していきたいと思います。」

■今後の展開
 今後、自衛隊や防災関係機関が「IBIS2」を運用することで、救助スキームへの組み込みや、災害時の迅速な情報収集体制の構築が期待されます。本研修を通じ、陸上自衛隊との連携を深めるとともに、災害時の救助活動・情報収集における「IBIS2」の実践的な運用方法の確立に向けて協議してまいります。

 本件は当社の成長戦略に沿った災害対応における各機関との連携強化の一環として位置づけており、今後も陸上自衛隊をはじめ、消防や警察等の各機関と更なる連携を進めてまいります。

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