株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭、以下「当社」)は、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の協力要請を受け、2月5日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故における下水道管内の調査を行い、堆積物に至る手前の地点でキャビンらしきものを発見しました。11日、埼玉県知事より「キャビンへのアクセスを得て、救出する方法を取る新たなフェーズに入った。」との御発言がございましたが、本件に関しまして一刻も早い救出が行われます事を祈念申し上げます。
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■調査概要
2025年1月28日、埼玉県八潮市の県道において大規模な道路陥没が発生しました。調査の結果、下水管の損傷が事故の一因と考えられ、詳細な点検が求められていました。
当社は一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の協力要請を受け、2月5日(水)に屋内点検用ドローン「IBIS2」による下水管内部調査を実施。当社が開発した小型ドローン「IBIS2」を活用し、事故発生以降調査困難であった下水管内部の調査を行い、キャビンらしきものの発見や堆積物の状況確認、陥没地点からの位置関係の把握などを行いました。
今回の調査により、下水管のように人で調査するには困難で危険を伴う環境をドローンにて代替することの有効性が確かめられたことから、今後は、官公庁・自治体をはじめとする関係機関との連携をさらに強化し、同様の事故が起きないよう下水管等インフラの調査を進めると共に、万が一事故が発生した場合には迅速に対応できるよう「IBIS」の事前配備を進めてまいります。